しばもとクリニック

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うつ病は、抑うつ気分、日常生活のほとんどに興味や喜びがうせた状態が少なくとも2週間続くものです。小児や青年においてはいらだちが目立つこともあります。症状として、食欲、体重、睡眠の変化、気力の減退、無価値感や罪責感、思考、集中、決断の困難、繰り返して死について考えたり、計画、企図することがあります。
悲しみの感情よりも身体的な症状(体のうずきや痛み)が強く感じられることもあります。高齢者にあっては、脳梗塞後にうつ状態となることも多く、リハビリを困難にする要因でもあります。ストレスの軽減が必要であり、場合によっては休職等により休養をとり、抗うつ薬の内服で治療します。精神的なサポートももちろん大切です。

「突然、強い不安、恐怖、または脅威がはじまり、もうすぐ自身に破滅が訪れるように感じる期間」をパニック発作といいます。この発作中は、息切れ、動悸、胸痛または胸部不快感・窒息感があり、自分自身のコントロールを失うことに対する恐怖があります。パニック障害は、予期しないパニック発作が反復して生じる結果、「またあの恐怖(パニック発作)におそわれるのではないか」と心配し、特定の場所や状況を避けるようになります。動悸や胸痛の診断・治療をもとめて病院・診療所を受診するものの「異常なしです」と説明されることが殆どであり、パニック障害と診断されるまでに複数の医療機関を受診することが多いようです。パニック発作におののき、行動範囲・社会的活動が制限をうけるようになり、更に経過が長くなるとうつ病になる方もあります。まず抗不安薬やSSRIを内服しパニック発作が生じないようにコントロールし、回避していた場所・状況にしだいに接するようにします。

恥ずかしい思いをするかもしれない社会的状況(場面)や行為状況にたいする強く持続的な恐怖をいだくことが社会不安障害の基本的な特徴です。恐怖している社会状況に接すると必ず不安の反応がおこります。一方本人は、その恐怖は過剰であり不合理であると分かっています。恐怖を引き起こす社会的状況や行為状況を回避したり、それらへの不安のために、毎日の生活・職業上の支障が著しいものであったり、本人が恐怖による著しい苦痛を感じます。なかには自宅から殆ど外出できない方もおられます。

半年以上にわたり、多くの出来事や活動に関しての過剰な不安と心配が起きる日が起きない日よりも多いという特徴があります。本人はその不安・心配を自分自身でコントロールすることが難しく感じており、不安・心配には落ち着きのなさ、疲労しやすいこと、集中困難、いらだたしさ、筋肉の緊張、睡眠障害を感じます。本人はその心配が「過剰である」といつも分かっているわけではないものの、不安が継続することに苦痛を感じ心配を抑えることが難しくなっています。この障害をも人は多くの場合、仕事の責任、経済状況、家族の健康、子供の不幸、日常的な生活環境について心配することとなります。家族や知人の説得・説明には耳をかさず、自分の不安・心配を一方的に喋ることが多いようです。

睡眠障害は大きく4つに分けられています。
@ 原発性睡眠障害
A 他の精神疾患に関連した睡眠障害
B 一般身体疾患による睡眠障害
C 物質誘発性睡眠障害の4つに分類されます。
生活習慣・生活環境や体の病気やうつ病・不安障害等のメンタル疾患との関連性を考慮して治療をすすめます。

緊張する場面になるとまたは場面を予測すると、下痢または便秘が生じ、トイレにすぐに行かないと落ち着かない状態となります。下痢のみのタイプ、便秘のタイプ、下痢と便秘を繰り返すタイプがあります。トイレにすぐに行けない状況では落ち着けなく本人も苦痛・恐怖を体験します。本人なりの対処方法をお持ちでのかたもおられますが、日常生活・仕事上では苦労し、苦痛を感じておられます。

 

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